2013年8月21日水曜日

鷹野橋は「時代に取り残されたエアポケット的な佇まい」

2013年6月から鷹野橋を拠点とした「鷹774(たかななし)」というイベントをスタートしました。

このイベントについて一言で説明をすると、「毎月第三金曜日の20時から鷹野橋のスリムチャンススタジオ(広島市中区大手町5丁目8-6公楽センタービル2F)で開催するチャージフリーのパーティー」です。鷹774という枠だけが存在していて、その中に入る名前もジャンルも内容も毎月変わるというちょっと変わったイベントです。これまでに、二次元アイドルイベント魔Qイベント前夜祭ハードコアイベント「ΣXISTENZ」のプレイベントが開催されました。

鷹774のイメージ画像。モデルはひんこ氏

まず、会場のスリムチャンススタジオがある鷹野橋ってどういうところ?
鷹野橋(たかのばし)は広島市中区の地名で同区大手町五丁目地区の別名、もしくはこの地区内に存在する商店街の名称、さらにかつてこの近辺に所在し、地名の由来ともなった橋の名である。地区名としては「鷹の橋」「たかの橋」「タカノ橋」とも表記される。
さらに
「鷹野橋」は住居表示としては使用されていない(それゆえ先述の通り表記も一定しない)が、地区内にあるタカノ橋商店街や、広島電鉄市内電車の鷹野橋電停(電停自体は千田町一丁目に所在)にその名を止めており、大多数の市民も、大手町五丁目の商店街を中心とした地区を「鷹野橋」と呼んでいる。
引用元:Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/鷹野橋_(広島市)


なるほど。鷹野橋って地名じゃないんですね。大手町五丁目の別名だそうです。知らなかった… で、「わざわざ繁華街から離れた下町=鷹野橋で、入場無料のイベントを開いて、自分たちに何のメリットがあるの?」という声はやっぱりあって、まあそれも半分は理解できるのですが、よりラディカルで普遍的で口に出すのも恥ずかしいほどシンプルな意図があって、それは「毎月遊べる溜まり場が欲しかった」のです。

勿論、出演機会が増えることで新しい人材が育つことや、ジャンルや内容に捉われない自由な企画を実現できるという小箱ならではのメリットや魅力もありますが、それもあくまで「今後こうなっていけばいいなー」という程度の二次的で長期的な期待でしかなくて、今すぐ自分自身が楽しみたいという欲求に比べると、微々たるものだったりします。

また、自分の主催するイベント(ツンデレーション魔Q少女M∀STERあらしZオンリーイベント)でお客さんとゆっくり話をしたり、お酒を飲む機会ってまったくと言っていいほどないので、これはこれで悩みだったりするのです。音楽と酒のある場所って、自分のようなオタク気質な人間にとってはすごく居心地がいいし、その力を借りることでナチュラルにコミュニケーションを取れる場所が鷹774というイベントなんですね。

で、これまでに3度開催してみて、実際にそういう機能があるなと実感しています。これまで話したことなかった人とも話ができたし、「ミツビシさんって怖い人だと思ってました」とか直接言われるくらいには親しくなった人もいるしね。こういうの楽しいです。

イベントの雰囲気はこんな感じ。モッズなポスター多い!

そして、スリムチャンススタジオの構造も最高だったりします。エントランスから左側がDJブースとフロア、右側がラウンジ(休憩スペース)になっていて、バーカウンターはどちらからでもアクセスできて良い感じ。また、フロアから適度に隔てられたラウンジは、DJのプレイに耳を傾けながら会話もできるという絶妙な作りになってます。ラウンジ側の空調が少し弱いのが珠に傷ですが、それでも十分に快適です。お酒がすすみますね。ウイスキー頼んだらジャックダニエルが普通のバーの倍くらいの量で出てきてすぐ酔っ払いますが。あと、フードは基本持ち込み自由です。バーカウンターで柿の種も売ってます。当然ドリンクの持ち込みは厳禁なので止めてね。

鷹774開催中は勿論コスプレもOKです。雑居ビルの一室ですが更衣室もちゃんと用意してあります。撮影スペースとしてどうかは僕には分かりませんが、ロックな雰囲気に合う衣裳なら相性良いのでは?女の子がコスプレしたらお店のオーナーのおかさんも喜びます。

あと、鷹野橋を広島のカルチャーを発信する新しいシンボルにしたいという、割と壮大な目的もあったりします。例えば、秋葉原にはMOGRAが、京都にはMETROが、もっと身近なところでは防府には印度洋があるように広島にも何かあってもいいんじゃないの?という軽率な考えなのですが。でも、鷹野橋って下町どころかゲットーなんだよなぁ。古びた映画館、ラブホテル、風俗詰所、シャッター商店街、あまり清潔感のあるところではなくて、そこが悪くないとか言い出すとキリがないですが。宮田氏の言葉借りれば「SF的にいえば、イーガンもしくはキューブリック的」、「時代に取り残されたエアポケット的な佇まい」、「それ町で石黒正数がSF的体験と下町商店街を結んでいたような」だそうで。


サロンシネマ入口。このゲットー感がいろいろアレ


鷹774の今後の予定ですが、2013年9月と10月の詳細がすでに発表されています。

2013.09.20 Vol.4 『生前葬
「私の葬儀」をテーマに人生のアンセムをプレイするエゴ100%のトーク&DJイベント。

2013.10.25 Vol.5 『にゃんでれーしょん2 ※第四金曜日開催です
2011年12月に1度だけ開催された女性DJ/VJオンリーイベント『にゃんでれーしょん』が鷹774で復活!


会場へのアクセスはこちら。映画館サロンシネマ2階の奥です。


より大きな地図で スリムチャンススタジオ(鷹774会場) を表示


最後にオマケ。鷹野橋に来たときにぜひ試してみてほしいお店があって、それはスリムチャンススタジオのあるサロンシネマ1Fのラーメン店「おざき」です。僕は鷹774の日は毎回ここでラーメン食べています。お店の外観は大分古ぼけてますが、おばさん一人でやってるので入り難いということはないです。味はちょっと塩気の強い広島ラーメンという感じで美味しい!ぜひ。

外観はちょっと入り難そうだけど頑張りましょう
見た目ほどは濃くないです

それから、鷹774では、イベント企画案を募っています。自ら出演することも可能。興味のある人は鷹774公式サイトを確認してください。

ということで、毎月第三金曜は、「鷹774」で遊びましょう。

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